2008年05月28日

親だって泣いていい!

2日前の ネットニュースの中に 目を引かれたものがありました

「 親だって 泣いていい 」 という見出しが 私の心に ヒットしました

と言うのも ここ数ヶ月の経験を通して 私が感じていたことだったからです


まずは そのエッセイを紹介します





☆ 親だって泣いていい


 東京都内の主婦(40)の長女が4歳ごろのこと、おもちゃの

後かたづけなどについて言うことを聞かない時期があったそうです。

イライラして大声でしかると、子どもは泣きながら、

「ママのばか」などと叫びます。

 「私も情けなくなって、時々台所で泣くことがありました。

子どもはびっくりしていましたが、泣いた後は少し気持ちが

落ち着きました」と振り返る。

 大人が泣くことに抵抗を感じる人は多いと思います。

札幌市で子育て中の親の会「親の時間」を主宰し、

「子育て 泣きたいときは泣いちゃおう!」の著書もある

カウンセラー小野わこさんは、「親にとっても、

泣きたいときに泣くのは実はとても大切なこと」と指摘します。

すっきりして、子どもと向き合う気持ちも生まれ、

問題の解決の糸口が浮かぶこともあります。

 「子育てで泣きたいことがあったら、

一度部屋にこもって泣いてみて下さい」

 信頼できる人と気持ちを分かち合いながら、

涙を流せればなお良いようです。

「親の時間」では、順番に「最近あったいいこと」などを話します。

感情があふれ、涙を見せる人も多いといいます。

パートナーや友人を相手に話してみるのもいい。

「親も泣いていいと気付くと、子どもが泣いていても

ゆったりした気持ちが持てる」と小野さんは話します。





☆ 「ぷんぷん遊び」 試してみて


前回、子育てでイライラするときは、

「大人だって泣いてもいい」というカウンセラーの提案を紹介しました。

自分の気持ちをコントロールする方法はほかにもあるようです。

 「よい母親になろうと頑張りすぎると、ちょっとした失敗で

イライラします。

自分の失敗を許せないと、子どもも許せなくなります。

そんな悪循環に陥ったときは、母親の役目を

降りてみる時間を作ってみるのが効果的です」


 千葉県内で育児相談室を主宰し、「子育ての悩み、み~んな解決!」

(主婦の友社)などの著書がある萩原光さんはこう言います。

長年の経験から、「とっておきの遊び」と萩原さんが勧めるのが、

“怒りを楽しむぷんぷん遊び”。

 子どもみたいにほおをふくらませて、オーバーにぷんぷんと怒ってみるだけ。

大人であることを忘れてふざけてみることで、

不思議に気分がすっきりしてくるといいます。

子どもが面白がって、付き合ってくれることも多いそうです。

 さらに、「ママは疲れたので、赤ちゃんになる」と宣言し、

子どもに甘えてみる手も。

2、3歳の反抗期の子どもは、得意になって母親役をしてくれるそうです。

 「思いっきり間抜けになって、子どもと楽しんでみて下さい。

気持ちが楽になること請け合いです」





            
                    ― 2008/5/ YOMIURI ONLINE より ―








私は この 「親だって 泣いていい」 を読んだ時

今年から親元を離れ 一人暮らしを始めた妹娘


そして 5年前 同じく 一人 県外で学生生活を始めた 姉娘

二人のことを想いましたスマイル



姉の時は

いくら寂しくても 娘も一人 心細い中

必死の思いで暮らしているのだから

母親である私が 泣いたらいけん!グー


弱いところを 娘に見せちゃいけない!ちっ、ちっ、ちっ

との 思いが強く

姉娘の前では涙を見せませんでした


姉娘も同様の気持ちだったのでしょうか?

私の前で泣くことはありませんでした

一人のとき 泣いていたのかもしれませんが・・なき



しかし 妹娘は違っていました

姉とは年齢も離れていて 甘く育てたこともあるでしょう

私も 5年前より 歳を重ねてきたことも原因しているのでしょう・・

別れの時など・・ こらえられないのです


涙を止めようとしても みるみる溢れそうになるのを感じます

妹娘も 私の目前で 顔をくしゃくしゃにして泣くのです大泣き

私は 照れくささもあって 娘の前では 泣くまい!と思い

背中を向けて 後ろ手を振り バイバ~イ! と 別れますが・・

涙が・・タラーッ



2ヶ月近く経って ようやく 落ち着いてきた頃

私は 自分の気持ちの中に 漠然と思うことがあったのです


( 娘が あんなに 感情素直に? 泣いているのに

親の私が無理に堪えなくてもいいではないか?

泣くことで 母としての気持ちが 娘に伝わることもあるんじゃないか?

そうだよ・・!

泣くことは そんなに 悪くないんじゃない?・・ ピカピカ )


そう思ったら 気持ちが楽になり

妹娘にも

「泣きたいときは 泣いたらええよ!ニコニコ

「向うに慣れるまでは 何回も 帰ってきたらええが!メロメロ  」

という気持ちで いられるようになりました



感情を押し殺すだけが 親の姿勢ではないと思うのです

泣くこと ・ 怒ること ・ 笑うことなど

素直に表現することも 時には必要かな? って・・

勿論 愛情を持って!ハート


そして これは 初めての子育て! 奮闘中の

プレママである 姉娘にも 贈りたいと思います


子供が大きくなるまでには いろんなことがあるでしょう

つまづき 悩むことも・・


でも 一人で頑張らないで!


周りの人たちに 相談し 協力を貰ったりしながら

時には 感情を表に出して・・

( あなたは自分の中に 仕舞いこむタイプだから・・ )


子供と一緒に  ママとしても 成長していってネ! ハート
  
タグ :泣く


Posted by あば at 01:04Comments(0)心の風景

2008年05月17日

笑う!

私は 笑うことが好き

いつも笑っていたい

例え 辛いことがあっても

笑顔で話したい




私は 笑うことが好き

いつも笑っていたい

たとえ 涙があふれても

笑顔で泣きたい




私は 笑うことが好き

いつも笑っていたい

たとえしわが増えても

笑顔で鏡を見たい




私は 笑うことが好き

いつも笑っていたい

たとえ争いがあっても

笑顔で乗り越えたい




私は 笑うことが好き

いつも笑っていたい








私は 「お笑い」が 好き






ねぇ・・さおちゃん

覚えてる?


お母さんの通勤途中に あなたを高校に送っていったある朝

途中にあった 道路工事中の信号が 私たちの車の前で丁度

赤になったことがあったでしょ?





「え~~~!! 大泣き 急いでるのにぃ~~~!! どうして赤なの?

あと 60秒もここで待つのぉぉ~~~!ムカッ






イライラする私に あなたはこう言ったよね





「おかあさん・・そんなに焦らんで! 

お母さんの好きな 『世界のナベアツ』でいこうよ!ニコニコ  」






ごじゅうさぁ~ん!クレイジー

52

ごじゅうい~ち! クレイジー

50

49

よんじゅうは~ち! クレイジー

47

46

よんじゅうご~! クレイジー

44・・・・
  



二人で 延々と・・0になるまで



大笑いしながら・・

言い合ったよね!ワーイ



あんな些細なことが

とても楽しく 心に残っています




今でも赤信号になると・・


1・・

2・・

さぁ~~クレイジーん!










「世界のナベアツ」    ~ウィキペディアより~

渡辺 鐘(わたなべ あつむ、1969年8月27日 - )は日本のお笑いタレント、放送作家である。

お笑いコンビ・ジャリズムのボケ担当。滋賀県高島郡安曇川町(現在の高島市)出身

(少年期を大阪府守口市で過ごす)。吉本興業所属、大阪NSC10期生。

シルバーのスーツにチョビ髭という出で立ちで登場するようになり、

ネタ中に事あるごとに自らを「世界のナベアツ」と自称するようになる。

「世界のナベサダ」に由来している。


主な持ちネタは、

「3の倍数と3の付く数字だけアホになります」

「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、5の倍数だけ犬っぽくなります」

「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、5の倍数だけナルシストになります」

「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、8の倍数だけ気持ち良くなります」

「3の倍数と3の付く数字だけ憤りを感じます」

「3の倍数と3の付く数字のときだけアホになり、8の倍数だけすごく疲れます」
  


Posted by あば at 01:19Comments(2)心の風景

2008年04月22日

心の支え

私の 『 心の支え 』 って・・ 何かな?


「 心の支え 」 について 今まで 何度となく問われる場面はあったのですが

そのたびに ピン! と こない自分を感じていました



大事なのは 「 家族 」 だけど・・

はたして それが「 心の支え 」なのかしら・・?




里帰り出産の為 実家である 私の家で過ごした 姉娘とその子(私の初孫)が

3ヶ月ぶりに 嫁ぎ先の家族の元に帰っていったのが

夏を予感させるような日差しが眩しい 一昨日のこと





赤ちゃんの鳴き声・・

赤ちゃんをあやす周囲の大人たちの声・・

勢いよく飛ばした オシッコに喚声を上げるおむつ交換時の声・・

哺乳瓶を洗い 消毒する音・・

ベビーバスで沐浴させるママの汗と声・・

寝ている孫の顔を 日に何度となく見に行く(じぃじ)を たしなめる(ばぁば)の声・・






息つく暇も無いような 緊張の時間を 家族で共有した 3ヶ月の日々・・

それらが 全て聞こえなくなった日

私の心は 言いようのない寂しさで真っ白になったのです





豊かな水を湛えた泉が 枯れてしまったような・・

麗らかな春の優しい風が ピタっと止んで まったく吹かなくなったような・・

目に映るもの全てを 素直に受け入れられなくなったような・・




何もなくなった ガランとした部屋に居るのが 辛くて・・




大学生活のため 先月 生家を後にした 妹娘の部屋に行ってみても

肌寒い空気を感じるだけで・・

何もする気が起こらないのです





このとき 私は自分の心がわかりました


私の 『 心の支え 』 は この子たちだったんだと・・




この子たちがいたから 家事も仕事も頑張ってこられた

この子たちの存在が くじけそうな自分を救ってくれた




大好きな歌詞を ふっと・・思い出しました




♪ ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて

ここにあなたがいないと思うことが淋しい

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事

駄目になりそうな時 それが一番大事 ♪



~ 大事MANブラザーズバンド ”それが大事” より ~












たとえここに あなたたちがいなくても

心と心がつながっていれば お母さん 頑張れる! 力こぶ


こう思っています
ハート



  


Posted by あば at 11:58Comments(2)心の風景

2008年04月10日

あばの短い一日

「 わぁ~ぃ!ニコニコ 県境 越えたよ~~~ 拍手


総長 1865mの長いトンネルの中ほどにある

隣県の県境を知らせる吊案内標識の下を

車が走り抜けた瞬間の 妹娘の歓声です!


自分がこれから向かうであろう 未知の世界への 期待と不安を乗せながら

引越しの荷物を満タンに積んだ車で クルマ溜め息

兄を含めた 私たち3人が 滋賀に向かったのは 4月5日でした



その時の 妹娘の少しオーバー気味なアクションに 戸惑いを感じながらもしょんぼり

私の心は 8日の入学式までの3日間で引越しを完了しなければならない 力こぶ という

意気込みで一杯だったのですアセアセ



それは多分 不安定な心の現われだったのでしょう・・なき




家を出発する際にアクシデントがあり 非常に出遅れたので

滋賀に到着した時点で 1日目は終了・・時計



姉の嫁ぎ先の家族の方の手助けもあり

順調に 大きな箱物家電を部屋に運び終えた2日目・・時計



部屋のセッティングをしながら 何度も同じ店舗に往復して

日用品を買いそろえた3日目・・時計



その夜には まだ荷物の散らばった部屋で ささやかながら焼きそばを作って

3人で食べたね!赤面



その時 娘が流した涙の意味を お母さんは全部理解していますタラーッ


だって 私も同じ気持ちだったから・・

そして黙って見ていた お兄ちゃんも 同じだと思います




将来に向けての心構えとか・・

意味のある大学生活を送ってほしいとか・・

健康面の気遣いとか・・

いろいろ思うことはあるけれど


その時の 娘と母の涙に 理由など無く

ただただ お別れすることの悲しさでしかありませんでした タラーッ




そして 雨も上がった 4日目の入学式は あっという間に終わってしまい

別れの その時を迎えました




顔をくしゃくしゃにしながら きびすを返し

黙って私たちに背を向け 走り去る娘に

掛ける言葉が無かったのですなき




( あぁ・・もう帰ってきたのか・・・)



総長 1865mの長いトンネルの中ほどにある

自県の県境を知らせる吊案内標識が

車の上を通り過ぎた瞬間の 母の胸のうちですタラーッ



「 キャンパスは琵琶湖! 」

入学式での学長の言葉です

広大な自然に包まれて いい色のクレヨンで

伸び伸びとした自由な絵を描いていってください

そして油絵・ 水彩画・ 墨絵 等 何でも描ける人になれるよう

少しずつ成長してくれることを 母は願っています ハート

 















彦根城の桜も 精一杯咲いて 若者の未来を祝福しているようでした・・


  


Posted by あば at 17:35Comments(10)心の風景

2008年03月27日

資格!

「 おい!あばこ・・ お前 給料 なんぼ 貰っとるだぁ? 」




実家の兄が 突然! 私に聞いた




「 えっ? ○○万円だけど・・・?しょんぼり


「 それは 手取りか? ウトウト


「 うん! そうだけど・・?しょんぼり


「 ふ~~~ん・・ウトウト


「 ・・・なに・・? しょんぼり


「 この田舎で・・ 女性で・・ (問題発言か? ムカッ


中途採用で・・ その歳で・・ (またまた 問題発言だ!ムカッムカッ


それだけ 貰っとるなら ええ方だで!

しっかり 働かな いけんな!パーンチ






兄は 某電器メーカーの下請会社の総務に席を置いている

人事のこと 給料のことなど ある程度は知識がある

その兄の言葉には 納得させられるものがある


私は 家の事情から 前の会社を辞め 6年前に今の会社に就職した

ハローワークの募集票に書かれた年齢条件を7歳もオーバーしていながら

敢えて応募したのは 取得資格欄に 私が取得済の資格を目にしたから・・

年齢無視! 半ば強引に面接を希望した時の ハローワーク窓口担当者の

苦笑いの顔が プンッ 思い出される



無事? 有難い採用から今日まで勤務させて頂いている上に

冒頭の兄の言葉である


ミドルエイジの私を採用して頂いた この会社に感謝していると同時に

資格の重さを改めて感じた


大学卒でも就職難の昨今にあって 手に資格を持つことの重要さを

私の子供たちにも 折に触れてよく言っている





ピカピカ 資格は自分の身を助けるから 絶対取っておいたほうがいいよ! ピカピカ









  


Posted by あば at 09:21Comments(4)心の風景

2008年03月25日

子の気持ち

「 おかあさん・・ わたし・・ おかあさんに 財布買ってあげたに・・ 」


「 えっオドロキ ? ・・・・・・・ 」



私が いつも使っている財布が 

最近くたびれてきているのを気にしていたのでしょうか?叫び


段々近づく 「旅立ち」 「お別れ」 を 意識しているせいもあるでしょう なき



―私が出て 行ったあとの お母さんのことが シンパイ・・ ガーン


そう言っていた妹娘が 私に こう言ってきたのは

友達の家に外泊して帰った次の日のこと





「 昨日 友達と パータン(ショッピングセンター)に行って

これ 買ったに・・


カードもいっぱい入るし・・ お母さん いつもレジでカード探すからネ!ニコニコ  」






( ・・・ ダメダメ! 泣きそう・・ この子の前で泣いたらいけん・・タラーッ )




「 さおちゃん お金持ってた? 」


「 うん! 小遣い あまり使ってなかったし・・ 」 


「 え~~~!!ニコニコ  さおちゃん! ありがとぉさぁ~~ん!!メロメロ  」





( 明るく答えてみたものの・・ ウルウル・・ ウルウル・・タラーッ )




( え~~~ おかあさん・・ まじかぁ?キョロキョロ  )




母の予想外の反応に少し戸惑いながら 私を見つめる妹娘の顔は

少し照れくさそうだった赤面



今を一つのケジメとして 世話になった母に何か形として送りたいと

殊勝な心でいるのかもしれないヒ・ミ・ツ




一人暮らしに早く慣れるかな? 

料理はちゃんとできるかな?

友人もできて 楽しいキャンパスライフを送れるかな?

大学とバイトを上手く両立できるかな?


等など・・ 親が子を心配するのは当然だと思うのですが


子は子なりに 親を心配してくれていることを 今 改めて嬉しく実感し

その思いやりの心を大事にして 周りの人にも持ち続けてくれることを願いつつ

ひな鳥の ピカピカ 巣立ち ピカピカ を祝福してあげましょう~ハート








娘がくれた財布・・大切に使いましょ!ピカピカ


  


Posted by あば at 23:58Comments(8)心の風景

2008年03月21日

春なのに・・

暦の上では もう春なのに・・






外に出るとまだまだ肌寒く 身がすくみ

開花前の桜の蕾のように 心ももう少し固いように感じる 彼岸の陽気の中

合掌する手を緩め 私の横顔を伺うようにしている妹娘・・



何か言いたそうだが 私が目を開けるまで黙って待っている

長い沈黙の後 ようやく私に話しかけた


「 おかあさん・・ 拝むの 長いね・・ 」


「 うん? そうかなぁ・・長い?

最近 いいことがあったからね いろいろ話しかけていたんだよね! 」




私はお経が読めないので ここに来ると お経の代わりに心で話しかけている


ここに眠っているであろう 父と母に・・



最近の 嬉しかったこと めでたいこと それらの御礼

そして 誰にもいえない悩み事 等など



父と母は いつも返事をしてくれない

けれど それらの事実を 自分自身の心の中で確認することで

落ち着きが得られるように思う


明日からまた頑張ろう~!力こぶ  って・・



( 二人並んで こうやって一緒に手を合せるのは

次はいつなんだろう? これが最後かな? )




― こう思っていた なんて 言えないよねタラーッ




  


Posted by あば at 10:23Comments(0)心の風景

2008年03月12日

『あばの 一番長い日』

大泣き わぁ~~~~~~~~~~~!!!!! 大泣き



悲鳴にも近い叫び声を上げながら 廊下をバタバタと走ってくる妹娘!



「 来た 来た きた きた きたぁ~~~~~~!! 大泣き大泣き大泣き




とうとう来た??オドロキ




「 あった! あった!! あったぁぁぁ~~~!!大泣き 大泣き




「 あった? あった?? あったの~っ??オドロキ オドロキ オドロキ




「 うん! あった・・・ タラーッ




もう 顔は泣いています



「 わぁぁぁ~~ よかったぁ~~~ハート



「 よかった ネ・・ ほんとに・・・ 」



後は声にならなかった・・タラーッ






昨夜は 何度も目が覚めたらしく 起床してからも興奮気味の 妹娘が

大学入試の合格発表を いち早く 携帯のネットで見ようと

一人で おばあちゃんの仏壇前に座り 確認した後の騒ぎです

その日の朝9時の この一コマが 長い一日の始まりになろうとは・・・





里帰り出産で 帰省している 姉娘夫婦も 妹の喜ぶ姿に

満面の笑顔で祝ってくれていました




私の実家の兄夫婦が 姉の結婚記念に ご馳走をしてくれるというので

朝の興奮も冷めないままに 祝いの膳を囲むことに・・




“ 姉の結婚・妊娠と 妹の合格 ”


このトリプルハッピーに 料理も お酒も 格別美味しく感じられましたが

はちきれそうな笑顔で話す妹娘の顔を見ながら

安堵と寂しさとチョッピリの不安と・・

母親としての心情が緩やかに渦巻くのを隠せませんでした




臨月を迎えている姉娘が 疲れたのか 別室で休んでいるのが

気にはなりましたが めでたい席での ごちそうに

「 浦島太郎 」にでもなったかのような 愉しい時間を過ごしたのでした



私は そのとき 姉娘が どんなに不安な気持ちに苛まれていたかを 知りもしないで・・




その日は 春の陽気を先取りしたような 柔らかな気候でしたが

さすがに肌寒くなったね~と体感し始める夕方 ようやく家路につきました



「 今日は ご馳走をいただいたから 晩ご飯は 簡単に済ませようね! ニコニコ




( あ~~・・ 主婦として うれしい そして 良い一日だったな・・

今夜は ゆっくり寝よう・・zzz








「おかあさん・・ 実は お腹が・・なき

今日は朝から 体調に異変があったのだけど・・・ 」





― 妹の合格と 自分たちの為の祝い膳 ―


自分の体調により せっかくの計画を無駄にさせては・・との思いから

我慢していたのでしょう



母親でありながら 娘への気遣いの無さに

改めて反省と自責の念に包まれながら 娘夫婦を乗せて病院へ・・


この時 私は これから起こる事態に 想像すらできず


( お腹の様子を見てもらったら 今夜は帰れるだろうな・・ )と 確信していました



それというのも 予定日は 一週間後で しかも初産だから

予定日より遅れること確実! と 自分の経験上 安易に考えていたからです








規則的にくる 陣痛の痛みに耐える娘の

身体を絞るような心からの声を しっかり聞き 受け止めようと

娘の主人と共に 娘の呼吸の 一つひとつに 合わせて 身体をさすりながら

思うことは何も無く心は 真っ白でした



ただ この時間を 一緒に乗り越えようと・・


いえ! 一緒に乗り越えようとしているのは この若い夫婦であって

私は 母親として 少しでも楽に産めるよう 手助けをしようと・・



いえいえ! そうじゃない!

何も考えていなかった

ただ 母親の本能が そうさせていたのだと思います





明け方 4時32分

元気な男の子が生まれました

出産の最後まで 立ち会うことは 主人以外は許されなく 叶わなかったけれど

廊下で待つ 私の耳には

赤ちゃんと一緒に頑張っている娘の 声や息遣い

そして 赤ちゃんと一緒にママを励ましている パパの声が聞こえて・・




涙が止まらなかった・・




この親子の明るい将来が見えたような気がしました




ピカピカ 『 生命の誕生!』 ピカピカ



“ 素晴らしい ” と ひとことでは言ってしまえない

神秘的な・・こと



貴重な体験をさせてくれた 娘に 心から感謝したい ハート




私は 二人の娘の 今日の日を通して 人生の1ページを垣間見ました



長い人生の間には まだまだ 様々な出来事があるでしょう

しかし どんな時も どんな事でも 自分で乗り越えてほしい

人の助けが必要なことも 勿論あるでしょうが

そのときを 見極めて 生きていってほしいと願っています



こうして 『 あばの 長い一日 』 が 過ぎていったのです











~ おめでとう ~ の プリンケーキです。
  


Posted by あば at 09:39Comments(22)心の風景

2008年03月02日

卒業

3月3日  いよいよ 卒業式を迎えますね!



学校の玄関に張られた 合格者番号を 目を一杯に見開きながら

なぞるようにして探し当てた時の 弾けるようなあなたの笑顔が

昨日のように思い出されます



運がよければ 高校卒業と同時に 県外に出て行くであろう娘に対して

応援と心配の 交錯した複雑な思いで 見守ってきた3年間は

余りに早く過ぎていきました



親として もっと手助けしてやれることがあったのではないか?

という悔悛の気持ちで心はいっぱいです



あなたは 物忘れが得意な お母さんのことを

よく理解してくれていました


ずい分 助けられたと・・

感謝していますよ メロメロ




あなたは 本当に “ 田舎の子 “ そのものです

人を疑ったり 悪く受け止めたりしない

擦れていなくて 純朴な子です

逆に言えば “ 世間知らず ” なのです



初めて親元を離れ 一人暮らしをするあなたを

田舎から 只ただ 心配するだけなのですが・・



あなたが 健康で 充実した日々を重ねてくれることを願う親が

ここに居ることを忘れないでね!




今まであなたに言いたくて 言えなかったことがあります


( おかあさん・・寂しいよ・・ 4年経ったら・・帰ってきて・・)


これは 親のエゴだから どうしても言えないけどね・・なき




お弁当作るの・・今日が最後かな?



あなたの気持ちなど考えず

お母さんの独断と偏見で今日まで作ってきた お弁当



時には怪獣だったり・・

またある時は

これ何 ??叫び って 思わせる ハロウィンのカボチャだったり・・


( お母さんって わけわからん~~っ!大泣き失恋 って 思っただろうね?



でもね・・

おかあさん 結構愉しんで作っていたよ!ピカピカ


お昼になると このお弁当で あなたとお母さんが

つながっているように感じてね・・ニコニコ


お母さんの勝手な思い込みだったかな?


今まで お母さんの 「愚弁」 を 食べてくれて ありがとう~~ハート

今日は 『 桜で卒業 』 弁当ってとこかな?



桜に見える?赤面








はなびら・・黄色いからなぁ・・しょんぼり
  


Posted by あば at 00:48Comments(6)心の風景

2008年03月01日

My Loved アバウト!

「 もう~~・・ おかあさんは アバウトなんだからぁ~~!プンッ


姉娘が 半ば呆れたように口走る



最近 娘と一緒にキッチンに立つことが多い

それは とても嬉しいことではあるのだが・・ちっ、ちっ、ちっ



料理を作る際 私は調味料などを自分の感じ(目分量)で入れてしまう

「 お母さんの料理は 二度と同じ味は作れない 」 と

言われる所以が そこにある



ここでは あえて言わないが

私には料理に関する数々の 笑える 愚話・逸話がある


私はO型であるgood



対して 姉娘は サジ・カップ・キッチンスケールなどを駆使して

キチンと量りながら レシピ通り 料理をする


娘はA型だgood



アバウトな性格の母親が作った料理を

二十数年間口にして育った三人の子供たちも かわいそうなものだ




最近は ライフスタイルが変わってきたこともあり

食に対する考え方や判断力をつけるために必要だとして

「食育」 ということが盛んに言われている



① 塾通いやテレビの深夜番組などで生活が夜型になった結果

朝は食事をとらなかったり簡単なもので済ませてしまう



② コンビニ等の普及で 24時間 自分の食べたい時に

自分の好きな物だけ食べられるようになり 孤食が増加してきた



③ 最近 頻繁に起こっている 食品の表示偽装に対する

「食の安全・安心」を考えるようになった



これらの問題を自分の事として受け止め 考えていく必要がありそうだ





しか~し!

娘たち!

大丈夫だよ!
ちっ、ちっ、ちっ



アバウトな私でも 朝はしっかり? ごはんを作っているから!


(味には少し・・自信がないけれど・・ワーイ




それに 時には アバウトが必要なこともあると思うよ!

長い人生の中には いろいろなことがあるよ


こんな私でさえも 壁にぶち当たって 

日々 顔の形相が変わっていたこともある

今の生活を一から変えたいと思い悩んだこともある


でも 本来の 「まぁ~ なんとかなるでしょう~~・・・」 というアバウトさから

挫折して砕け散ることもなく 今日まで来たから・・




闘っていないのかもしれない・・


一種の 「逃げ」 かも知れないけれど・・


肩の力を抜いて


時にはそういうことも必要かな・・って 思うんだよね






『 My Loved アバウト! 』 だよ~~!







  


Posted by あば at 00:46Comments(8)心の風景

2008年02月26日

思いやり!

『思いやり』 ということについて ふと・・ 考えた


例えば・・

場所は ある家庭内

時間は日付が変わろうとする時間

皆が就寝した後 23~24時頃としよう・・



洗濯機が回っている

「 ゴォ~ゴォ~~・・・ 」


使い始めて15年以上経過した シロモノで

最新型の静音型では無い為

深夜の この音は 結構響く!


「 ゴォ~ゴォ~~・・・ 」



寝ていた誰かが その音に気づく・・


( もう~~! お母さんは・・

音がうるさくて寝られないじゃないよ~!!フンッ ムカッ





と 怒りの心で 思うだろうか・・・?




( お母さん・・ 夜遅くまで 洗濯して

おつかれさま・・スマイル




と気遣うだろうか・・・?



我が家の面々は どうなのだろう・・?


直接 言葉で非難 又は いたわりを聞いてはいないので

何とも言えないが・・キョロキョロ



少なくとも いつかは家庭を持つであろう息子には

まだ見ぬ 奥さんに いたわりの言葉を・・



更には 将来 子供を持つであろう二人の娘には

優しい思いやりを持つ子供に育てるように・・



母親として 心から願いながら

洗濯機を回しています花まる




「 ゴォ~ゴォ~~ゴォォ・・・ 」








チューリップの花言葉・・ <思いやり>
  


Posted by あば at 12:26Comments(2)心の風景

2008年02月23日

拝啓 A山先生!

拝啓 A山先生


日頃は 私共の娘を含め 全3年生が大変お世話になっております

保護者の一人として 御礼を申し上げます


特に大学受験に向けて 3年団の先生方には

土・日もなく 晩も遅くまで 心血を注ぎ 骨身に徹した指導をして頂き

心から感謝しております


そのような中 A山先生には 昨日 娘の「小論文」に

添削をして頂きまして ありがとうございました


娘が話してくれるのを聞きながら 私なりに感じたことを

この手紙に 書き記してみましたので

少しだけ A先生の時間を割いていただくことをお許しください



娘は まだまだ稚拙で 一人前どころか半人前にもなっておりません

親や学校の保護の元で 安易に生きてきたと思うので

社会情勢にも疎い筈です


その子が 「小論文」 に挑んでいる訳ですが

「人に訴え納得させるもの」 が なかなか書けないのではと危惧しております


実際 娘本人も うまく書けなくて悩んでいたようですし・・


( 普段から 社会情勢や人の意見・考え方などを

聞いたり 文字で見たりする機会を積極的に取り入れてないと

なかなか書けないんじゃない? )


などと話しをすれば


次の日には 新聞を読み漁るような

単純で短慮な考えをしている娘ですが

それでも なんとかしようと一所懸命な姿をみると

応援してやりたい親なのです



A先生の添削の書き込み・・

『意味不明』 には 内心 とても驚きました

更には 面と向かって娘に頂いた言葉


『意味不明!』



自分でもうまく書けなくて・・

もう時間もあまり無く・・内心焦りもあるのです

どの子も ナーバスになっているこの時期に・・


簡単な四文字熟語 『意味不明』 に 先生のどのような思いがあるのでしょうか?


娘には大きな意味がありました

トイレで友人に慰められながら 流した涙が それを物語っています


先生から見れば 1 / 240名 でも 個人は 1 / 1名 ・・

いいえ 240 / 1名 かもしれません


大勢の子たちを見ていただくのは 簡単な事ではないと

よく理解しているつもりですが・・



もう一言 二言 言葉を下さっていたら・・と

残念な気持ちで一杯です

その為の 添削ではないのでしょうか?・・・


このような失礼な文面を 心からお詫びいたします



25日は 国公立の日です

娘は自分なりに精一杯頑張ってくれると信じています

先生と私たち・・ 同じ気持ちで きれいなサクラ桜を眺めたいと願っております


                            
                               敬具















昨夜 ”自分の心 宛” に書きました・・ メール








 

  


Posted by あば at 13:18Comments(4)心の風景

2008年02月21日

あの人!すごいよ・・

ヒ・ミ・ツ・・・ おかあさん・・あそこにいる男の人 すごいよ!

じ~~~っと 見てる・・」







じぃ~~・・・





私の肩越しに 7~8m先の光景を 驚きの気持ちで見つめる 娘です

そして そっと・・私に内緒声で教えるのです



( おかあさん・・あの人!すごいよ・・ )



何があるのか・・

恐るおそる その視線の先を たどっていくと・・



40代の夫婦が買い物の途中 冷凍食品のコーナー前で立ち止まっています


そして なんと! ご主人のほうが 熱心に手に取って 穴が開きそうなくらい 凝視しているのです


そうです!グー

最近 毎日耳に入ってくる 冷凍食品の薬剤混入問題です



料理をしないから 食材の買い物もしない 娘でさえ

ニュースからの知識で このことを知っていて

先ほどの夫婦の光景が 何を物語っているのか 理解できたようです



ニュースになるまでは 何も気にすることもなく

( お弁当のおかずに便利でいいよね~スマイル  ) などと


安易に手にし購入していたのですが



知らなければ何も気にせず 普通に食べてしまう・・ガーン

一度問題報道されてからは 敏感に反応し 慎重に吟味してから買う

いえ!

もう 買わない・・フンッ



私たち消費者が 何も知らないって・・本当に怖いことだと思いますタラーッ




添加物が悪いと聞けば その本を読み 知識として得ていても

じゃぁ・・その悪い物を完全に使わない生活に改善したかというと

そうでもない!なき



普段から 食に対する安全意識が薄く

安易な生活をしているからなぁ・・と

消費者の立場で反省もしましたが・・


生産者 ・ 加工業者 ・ 輸入業者 ・ 販売業者 ・・・等など

この人たちも やっぱり!

食に対する 安全意識・危機感 が低いと思うのですダウン


国民に 『 花まる 安全で安心できる食 花まる 』 を提供して頂きたいと思います



だって・・

私たち・・

知らないことのほうが多いですもの・・
タラーッ



  


Posted by あば at 01:06Comments(4)心の風景

2008年02月04日

里帰り出産!

久しぶりの泊り客で賑わった我が家ですが

お帰りを見送る為に バスセンターへ電車 行きました


そこで見かけた 一シーンが 心に残ったので・・





バスに乗ろうとしている若い男性

大きなスーツケースを荷物収納場所へ載せると

後姿を見せて 乗車ステップを踏み 客席へ乗り込みました


それを見送る三人連れ・・

臨月に近いような大きなお腹を抱えた若いプレママさんと

斜め後ろ両脇に妹らしき女性

そして 両姉妹のお母さんと思われる婦人


三人とも笑顔で手を振っている

プレママさんの ご主人であろう男性も

バスの窓越しに三人を見ながら手を振る



やがて バスはゆっくりと動き始めた

その動きに歩を合せるように三人とも 一歩二歩・・

手を振っている


男性も身を乗り出すように 大きく手を振り続ける

何か言いたそうに・・



バスが視界から消えたとき

三人とも小さく ため息をついたように見えた

中でも大きなお腹のママさんは ため息と共に

感情が込み上げてきたのだろう

泣いているようだった



妹と母が 寂しがる姉を慰めるかのように背中に手を添えながら

家路への車に乗り込んでいった






私は想像しました・・ヒ・ミ・ツ




二人は県外に住む若い夫婦で

奥さんの里帰り出産のため

奥さんを実家に預けて帰るご主人を

お母さんと 妹さんが一緒に 見送りに来たのだろうと・・



これから1~2ヶ月の間 最愛のご主人と離れ

寂しさと 未知の不安の中で過ごすことへの揺れる想いが

涙になったのだろうと・・なき




あの涙の中には どういう言葉が包まれているのだろう・・しょんぼり


自分自身の寂しい心・・

一人で暮らす相手への気遣い・・

涙を見せた 実家の家族への 申し訳ない気持ち・・



初めての出産を控えた不安な気持ちが あのプレママの

心をどんなに不安定にしているか・・なき

出産経験者の私にも 想像に易いものがあります



そして

背中に添えられた 母と妹の手が 言いたかったこと・・



( お姉ちゃん・・ 私たちの前で泣いたからって

気にすることはないよ!スマイル

だって 私も だんなさんが帰っちゃって さみしいもん・・なき


( そうそう! お姉さんの気持ちはよ~くわかるから・・スマイル

大丈夫! 心配しないで・・私たちがついてるから!グー





初めての出産という 女性として大きな山を乗り越えようとしているプレママさんへ




ピカピカあなたを護ってくれる人は あなたの廻りに大勢います

自信をもって 無事に 元気な赤ちゃんを生んでください!

赤ちゃんは・・

いえいえ!

あなたたちは 未来なんですから・・ピカピカ





そう エールを送りたい気持ちでいっぱいになりましたハート



















  


Posted by あば at 10:53Comments(2)心の風景

2008年01月23日

ラーメン屋さん!

日本海を望む県道沿いに 「ばくさん」 という名のラーメン屋さんがあります

”キムチマヨネーズラーメン” とか ”水戸黄門ラーメン” など

変わったメニューで この辺りでは有名です


自分でコツコツと建てたというログハウスの建物が

海辺の松林群の風景の中 ひときわ目を引きます











個性の強いマスターのこだわり (おいしくラーメンを食べてもらう) で

オープン当初から 店内は全面禁煙です
  













ラーメン屋さんといえば 私には うら若きメロメロ 20代の頃

忘れられない思い出があります


職場の近くに 30代の若い夫婦でやっている 小さなラーメン屋さんがありました


7~8人のカウンターと2組ほどのテーブルで 店はいつも満員でした


マスターのご主人は 5分狩りの頭に ねじり鉢巻がよく似合い

すし屋にしてもいいような威勢のよさと

イケメンということも手伝って 女性客に人気がありましたメロメロ


奥さんは接客でしたが 

お似合いの夫婦とでも言いましょうか


目がパッチリ! 印象的な美人で

私なんか いつも憧れと羨望の気持ちで眺めたものです赤面



何回か食べに行った頃 気づいたことが・・


この美人の奥さん・・

一度も笑わないのです


そう思ったら気になりだして 必要以上に チラチラ見をしてしまい・・


やっぱり 笑わない・・ダウン


接客商売なのに愛想笑いもしない・・

せっかくの美人がもったいないわぁ・・大泣き

どうしてだろう?・・ガーン


まだまだ人生も浅く 人と接する経験も少なかった当時の私は

その奥さんの人生について憂慮することもできず


( あの人 美人だけど 接客には向いてないわ!フンッ ムカッ )


くらいの気持ちしか持てなかったのですタラーッ



笑えない理由があったのでしょう・・

それでも店に出なければならなかった事情があったのでしょう・・


生きていくってそういうことなんじゃないか・・って


今 このラーメン屋さんに居て思っています
  


Posted by あば at 01:50Comments(2)心の風景

2008年01月08日

趣味

あなたの「趣味」は何ですか?

と 聞かれた時 即答できる「趣味」というものが無~い! 大泣き



何も無いというと自分自身寂しいし

趣味の無い人なんて面白くない・・って

相手の人に思われそうだし・・ 叫び



とりあえず 無難なところを言っておく

少し かじった事のあるものとか・・アセアセ

日頃 興味を持っている事とか・・アセアセ




でも これって・・

本当に寂しいことだな タラーッ




そもそも 「趣味」とは

どこまでの範囲をいうのかな?




以前耳にしたものでは


① 一定期間続いているもの、長く続けていて苦にならないもので 継続できるもの

②  ノウハウが蓄積されているもの

③  深く追求していけるもの

④  それを通して友人が増えたり、自分自身を磨くことのできるもの


・・らしいが 果たして私は?キョロキョロ




私は ミニフィギュアを集めるのが好きで

家族から 「まるで子供みたい・・ガーン 」 と 呆れられている
























しかし これも ノウハウとか深い追求心とかは無く

自分を磨くとも思えない


ただ 自分の欲しいという欲求の結果がこれなのだ

だから 「趣味」とは言いがたい




お花は 毎週稽古しているけれど・・

どうかな?

確かに自分自身を磨くという点では 当てはまるかも・・ヒ・ミ・ツ

でも 「お花が趣味です!」 とは 言えないように思えるのは何故だろうか?




「趣味」とは


・ やらされるのではなく 自分から やりたくてしようがないもの

・ 心がうきうきするもの

・ 前向きな気持ちで取り組めるもの


なのかなぁ?しょんぼり
 



・・と なると!


毎晩PCに向かい この場所に来て

いろいろな事 カキカキ・・しないと 忘れ物をしたような気持ちになるから・・

継続したいなと思っているし・・チョキ

お知り合いが出来るし・・チョキ



ここに来ることを  『 趣味にしま~~す!ニコニコ ピカピカ 』  
  


Posted by あば at 00:33Comments(10)心の風景

2008年01月02日

おめでと! 幸多かれ!

除夜の鐘を合図に セキを切ったように

押し寄せてきた感じのする雷雷 ・・そして雪です雪


( 昨夜は妙にシンシンと冷えたなぁ・・ )

そう感じながら 目覚めと同時に外を見ると

一面の白い世界が目の前に・・叫び


あたりはまだ暗い午前2時

地元の神社に初詣に行きました


ピン!と張り詰めた冷たい空気に包まれて

暗闇に浮かび上がった厳かな鳥居を前にしたとき

今年一年がどのような年になるのか・・と

背筋が伸び 心が張り詰めるのを感じました
















願い事は 何よりも 妹娘の 『合格』です

そして 『家族の幸』

欲張りかな?・・と感じながら

昨年嫁いでいった 姉娘の 『しあわせ』 も・・スマイル


一心に手を合わせている娘を見ると

( この子に どうか・・幸いを・・ ) と 願わずにはいられませんでした



やがて 夜が明けて

元旦で まだ人も車も余り見受けられない土手道を運転していると

近所に住んでいるであろう親子連れが・・

5才と3才くらいの兄妹

そして若いお父さんとお母さんです


土手の傾斜を利用して 楽しそうにソリ遊びをする姿が・・

傍らには 雪だるまが雪 うれしそうに見守っています












二十年前の自分たちの姿と重なり

ピカピカ あの親子にも 幸多かれ!ピカピカ と思ってしまいました
  


Posted by あば at 02:04Comments(6)心の風景

2007年12月23日

涙が出てきた・・

今晩 BSテレビで放映された 『日本のフォーク&ロック大全集』


1960~1980年代の フォーク&ロックを 視聴者からのリクエストで

当時の映像も交えて放映された



3時間半もの長い間だったけれど

料理をしながら みて・・

夕食を採りながら又 みて・・

片付けながら更に みて・・


もう・・

心を奪われたみたい・・




司会者が言っていた

「歌は日記のようなものです」 と・・



確かにそう思う

曲によって その頃の心情がはっきりと思い出されるもの・・


20年も 30年も前の曲でも・・



心のひだを 一枚一枚めくってその頃の

「こころ模様」 を 覗き込むようで・・

懐かしいわぁ・・ハート 



 







あっ・・・

涙がでてきた・・







  


Posted by あば at 03:50Comments(2)心の風景

2007年12月15日

5年の男

「 あばさん! 俺 5年ごとの人生計画を立てとるだで・・ 」 

真っ直ぐに 積極的に話しかけてくる - Mさん



彼は 30歳で結婚した


地方では名の知れた設計事務所に勤務し

これから事務所を背負っていくであろう大方の予想を裏切って

県内 中部地方では5本の指に入る建設会社に転職したのが35歳の時


デスクワークから一転して

泥・ホコリにまみれる現場で 汗水垂らして働くことを選んだMさんに

私は驚きと なぜ?という疑問を持ち続けた


しかし 私の不安は また みごとに裏切られた


持ち前のバイタリティーで 前向きに 且つ 積極的に仕事に取り組み

更には 相手の気持ちを考えて行動し

とことん話し合い 解決することから

下請業者さんも含めた周りの人達からも

勿論 社内からも人望を集めていった



( 条件が悪く 非常に困難な現場でも Mさんに任せれば 何とかしてくれる・・)

誰もが そう思うようになっていた



責任のある立場になった彼は 40歳で自宅を大改造した



新築したほうがいいんじゃない? と思えるくらいの費用を掛けて・・



山里の豊かな自然に包まれて居を構えるMさんは

妻と3人の男の子 年老いた母との暮らしのなかで

家族の思い出である古い民家に愛着を感じていたのだろう



年月を感じさせる黒く色づいた小屋梁

どっかと居座ったような風格を感じさせる大黒柱・・

これら古材が持つ木の温もりを残したかったに違いない



『 5年の男 』

なるほどぉ~~

公約通り 5年毎に確実に節目を作っていってるなぁ・・

よく仲間同士で噂し合った



そして 45歳の時 Mさんは旅立った

私たちの手の届かない遥かな処へ・・

突然に・・

何にでも前向きに進んできた彼も 病を説き伏せることはできなかった


5年毎の人生設計なんて 口では言えても

実行となると なかなか出来るものではない


私のように 無計画で気持ち優先に生きている人間から見れば

すごい男だ!



『 5年の男 』 らしいなと

偶然だけでは済ませられないものを私は感じた



もうじき あの日 12月30日・・

Mさんが いなくなってから 来年で10年目を迎える 









あの山の麓にMさんの家がある・・



  


Posted by あば at 01:21Comments(4)心の風景

2007年12月13日

未払い

『○○さんへ

11月分の授業料が未納になっております

・・・事務室にてお支払いください 

△△高等学校長・・・ 』




あチャ~~~!
 
 
 



なんということでしょう~~!!叫び叫び叫び





通帳の残高を確認していなかった!大泣き

娘の授業料 自動引き落としができなかったのね・・・


この通知に 胸がドキドキ!した


同時に 今 一所懸命頑張っている娘の顔が浮かんできて

授業料が落ちなかったことが 申し訳なく思えたタラーッ



次の日 学校事務室に現金を払い込んだ

少しバツが悪い気持ちを引きずりながら・・ガーン




「 わざわざ持ってきて頂いて ありがとうございました! 」

職員の方の言葉に ほっとしながらも

落ちなかったんだから 持参するのは当たり前のことなのに

お礼まで言ってもらっちゃった!

こちらこそ ごめんなさい!アセアセ






社会問題になっている -未納・未払い-

授業料や給食費を未納のまま平気な

保護者の気持ちが全く理解できない


未払いのまま 自分の子供が学校で勉強したり

給食を食べる姿を想像して 

親として胸が痛まないのかしら??キョロキョロ

自分の子供が可愛くないのかなぁ・・?ガーン



強制手段をとる自治体が増えていきそうな気配だけれど

それは当然だと思う


貧乏人の私たちでも 

子供にだけは嫌な思いをさせたくないと思って頑張っているのに


裕福でお金があっても払わない人がいるなんて~~フンッ

親のモラルは はるか彼方に行ってしまったのでしょう~~~カ?タラーッタラーッ




  


Posted by あば at 01:16Comments(2)心の風景