2007年07月12日

7月10日のブログに書いた 「さよならアーケード」 で

七夕飾りに使う 竹を 数十本用意して欲しいと

私の勤務する会社に 市より依頼がありました


そのときの会話です

若い男子社員 : 「 市のほうから依頼があったんですけど

モウソウチク って 何ですか?? ?


私 : 「え?・・オドロキ 孟宗竹のこと 知らんの?」

若い男子社員 : 「 モウソウ・・・ ??? さぁ~ 知りません!キョロキョロ


( ここで NHK ~挑戦者たち~ のナレーション風に・・・ ) ワーイ


― 私は 思った・・

今の若い子は 孟宗竹も知らないんだ・・・と

自然と接する機会がない為か・・・

教えてくれる お年寄りが傍にいないからか・・・

年代の差を 改めて思い知った ・・・ ―
ガーン





竹と聞いて 私は思い出すことがある

数年前のこと

指輪が引っかかって 指を大怪我した友人が嘆いた

「 なんで 私 こんなに次々と 色んな事が起きるんかなぁ ・・・

もう! いやになるわぁ~~ 」
大泣きアセアセ


彼女は 幼くして 両親が離婚

一人っ子だったけど

父でも母でもなく 厳格な おばあさんに引き取られた

( このおばあさんとは血が繋がっていないけど )


結婚した彼女は おばあさんと 三人で 一緒に暮らしたが

旦那さんとおばあさんの折り合いが悪く 二人の間に入って苦労した


そんな中

一人暮らしだったお母さんは 酒におぼれ 周囲に内緒で

数百万の借金を作っていた


その借金を 彼女たち夫婦が 何十年かかって返済することで話が落ち着き

彼女は それを承知してくれた 旦那さんに

心から感謝していると 私に話してくれた


しかし その旦那さんの 女性問題が ・・・

彼女は 自分の境遇を嘆いた
なきタラーッ


私は 彼女に何もしてあげられなかったけれど

話を聞いてあげることで 彼女の気持ちが少しでも楽になればと思っていた スマイル


そのとき 私は 彼女に言った


「 ねぇ・・ 竹 知っとる?

竹って 節が多ければ多いほど 雨風や地震・・ そう!

外からの圧力に対して とっても強いんだで! パーンチ

○○ちゃんも いろいろ乗り越えてきたから 竹みたいに

節をいっぱい作って 強くなれるよ! 力こぶ これからも ・・・ 」



竹



私にしては 精一杯の言葉だったけど

今 冷静に思えば どれだけ節を作っている訳でもない私が

彼女に対して 偉そうに 無責任なことを言ったのではないかと

反省しています

今でも 彼女は 変わらず仲良しでいてくれるので 私の言葉も許してくれてるかな??


私も 竹のように 節を増やしながら 強くなりたいと願います ピカピカ


( しか~し!ちっ、ちっ、ちっ 生態系を壊すほど 根を張りすぎて

周囲から 嫌われないよう 気をつけないとね!!)
ニコニコ


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Posted by あば at 15:21│Comments(4)心の風景
この記事へのコメント
お父さんと生活できてるだけで、充分節が増えてると思う・・。
がんばれー!
Posted by 娘 at 2007年07月12日 15:38
あはは~~!(^^)。。。

おもしろいこと言うね~~

節が有り過ぎて す~ごい!ひん曲がってるかもぉ~!!^^
Posted by あば at 2007年07月13日 12:22
素敵な話ですね。

竹って、堅くはないけど、
しなやかで弾力があって、
コップやお皿も作りやすいですよね。

人間、苦労があれば、それだけ物事の本質が見えるのかなぁ・・・

なんて思います。


竹のようにしなやかに生きていこう。(^。^)
Posted by しょうちゃん at 2007年07月14日 00:13
しょうちゃん コメントありがとうございます^^

そうなんです! 竹ってきれいですよね☆
竹の人形も涼しそうで素敵ですし
建築材料としても日本的な線の細い美しさがありますよね

私は、硬い板より、しなやかな竹のほうが好きですよ(^^)
Posted by あば at 2007年07月15日 21:40
 
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