2008年10月09日
神話の海 ~白兎海岸~
鳥取県には、『因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)』 という神話があります
-因幡の白ウサギ-
昔々、気多の岬に一匹の白ウサギが住んでいました。
ある日、大洪水が起き、白ウサギは沖の島へ流されてしまい困っていました。
そんな時、ワニザメと出会いました。
白ウサギは、ワニザメを騙して向こう岸に戻ろうと思い
「ワニザメさん、君達の仲間と我々の仲間と、どっちが多いか比べてみようよ」
と言って、向こう岸まで並ばせ
「一匹、二匹、三匹・・・」
と、数えながらワニザメの背をぴょんぴょんと渡って行きました。
もう少しで岸に着くという頃、白ウサギはつい
「君達は騙されたのさ」
と言ってしまい、怒ったワニザメは、白ウサギの毛をむしって丸裸にしてしまいました。
丸裸の白ウサギが砂浜で泣いていると、大勢の神様が通りがかり
「海水でその身を洗い、風に当たってよく乾かし、高い山の頂上で伏せていなさい」
と言いました。白ウサギは言われた通りにしましたが、ますますひどくなるばかりでした。
白ウサギが泣いていると、大きな袋を担いだ大国主の命(おおくにぬしのみこと=大黒さま)が通りかかり
「河口に行って真水でその身を洗い、蒲の穂をつけなさい」
と言いました。その通りにすると、どんどん元の白毛に戻りました。
白ウサギはとても喜び、お礼に美しい八上姫(やがみひめ)の所に
大国主の命をお連れしましたとさ。
そして、この神話に因んだ 『白兎海岸(はくとかいがん)』 があります

シーズン中は県内外から 海水浴客やサーファー達で賑わいます
今日の白兎海岸は 爽やかな秋晴れを受けた群青が目に眩しく
白くいい感じの波が立っていました
沖合いにうさぎをあらわす沖の島、和邇(ワニサメ)をあらわす岩場が見えます。

「大黒さま」を刻んだ歌碑もあります

私は 寂しげな秋の海が好きです
-因幡の白ウサギ-
昔々、気多の岬に一匹の白ウサギが住んでいました。
ある日、大洪水が起き、白ウサギは沖の島へ流されてしまい困っていました。
そんな時、ワニザメと出会いました。
白ウサギは、ワニザメを騙して向こう岸に戻ろうと思い
「ワニザメさん、君達の仲間と我々の仲間と、どっちが多いか比べてみようよ」
と言って、向こう岸まで並ばせ
「一匹、二匹、三匹・・・」
と、数えながらワニザメの背をぴょんぴょんと渡って行きました。
もう少しで岸に着くという頃、白ウサギはつい
「君達は騙されたのさ」
と言ってしまい、怒ったワニザメは、白ウサギの毛をむしって丸裸にしてしまいました。
丸裸の白ウサギが砂浜で泣いていると、大勢の神様が通りがかり
「海水でその身を洗い、風に当たってよく乾かし、高い山の頂上で伏せていなさい」
と言いました。白ウサギは言われた通りにしましたが、ますますひどくなるばかりでした。
白ウサギが泣いていると、大きな袋を担いだ大国主の命(おおくにぬしのみこと=大黒さま)が通りかかり
「河口に行って真水でその身を洗い、蒲の穂をつけなさい」
と言いました。その通りにすると、どんどん元の白毛に戻りました。
白ウサギはとても喜び、お礼に美しい八上姫(やがみひめ)の所に
大国主の命をお連れしましたとさ。
そして、この神話に因んだ 『白兎海岸(はくとかいがん)』 があります

シーズン中は県内外から 海水浴客やサーファー達で賑わいます
今日の白兎海岸は 爽やかな秋晴れを受けた群青が目に眩しく
白くいい感じの波が立っていました
沖合いにうさぎをあらわす沖の島、和邇(ワニサメ)をあらわす岩場が見えます。

「大黒さま」を刻んだ歌碑もあります

私は 寂しげな秋の海が好きです

Posted by あば at 08:08│Comments(0)
│観光
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