2007年09月24日

外の樹々が 秋の 澄んだ爽やかな日差しと共に 風に揺れているのが見える


風を見た?


そういえば 昔 聞いたことがあったなぁ・・・ こんな感じの詩を・・


だれが風を見たでしょう・・・いいえだれも・・・


( すっかり忘れてしまっている ・・・改めて調べて見ましょう・・ ヒ・ミ・ツ






クリスティナ=ロセッティ : 詩 西條八十 : 訳詩


      誰が風を 見たでしょう

      僕もあなたも 見やしない

      けれど木 (こ) の葉を ふるわせて

      風は通りぬけてゆく

   

      誰が風を 見たでしょう

      あなたも僕も 見やしない

      けれど樹立 (こだち) が 頭をさげて

      風は通りすぎてゆく





子供の頃は この詩の意味を考えることもなかった」  


    「誰が風を見たでしょう」

    木の葉が風に揺れている
 
    そのことで 私たちは 風が吹いているということを

    目に見えない風の存在を 木の葉の動きを通して知ることができる

    私たちは 自分以外の大勢の人に ・・
 
    又 自分自身の目には見えないものに ・・

    支えられて 生かされているんだ- ということでしょう




例えば・・・

自分が生き甲斐とする家族や子供・・

自分の人生をかけて成し遂げたいもの・・

自分が心から信じているもの 信じている人・・


それらは 目には見えないけれど

自分自身が生きていく上で 

拠り所になり

生きる力になり

心の支えになっている筈です



それに気づいて ふと立ち止まるとき

私たちは 風を感じるように

それらの存在を 自分の中に深く感じるのだと思います




風


                            「誰が風を見たでしょう」



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Posted by あば at 23:55│Comments(0)心の風景
 
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